退職願の具体的な書き方と挨拶 【テンプレ付】|ナースレシピ nurse-recipe.com

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退職願の具体的な書き方と挨拶 【テンプレ付】

退職願の具体的な書き方と挨拶

1.退職願・退職届・辞表の違い

退職する時には「退職します」と告げるための書類を提出しなければいけません。

 

そのための書類には「退職願」、「退職届」、「辞表」という3種類があります。

 

この退職願、退職届、辞表の3つには、どのような特徴や違いがあるのかを確認して、看護師が退職する時にはどれを提出すれば良いのかを知っておきましょう。

 

退職願・退職届・辞表の違いは何か

 

1-1.退職願とは

退職願とは、「退職したいです」、「退職させてもらえませんか?」と職場にお願いする形の書類になります。

 

この退職願を提出して、承認されれば退職することができます。

 

この退職願は退職をお願いする形のものになりますので、承認される前であれば撤回することができるという特徴があります

 

1-2.退職届とは

退職届は、「退職します!」と宣言する書類になります。

 

この退職届は、一方的にこちらから「退職します!」と告げる形になりますので、退職願よりもきつい言い方になります。

 

また、この退職届は一度提出したら、承認される前であろうと、原則的に撤回することはできません

 

1-3.辞表(辞職願)とは

辞表(辞職願)とは、会社の取締役などの役員や公務員が退職する時に提出する書類です。

 

ドラマなどでは、一般社員が辞表を提出するシーンがありますが、あれは演出上のものです。現実には、一般社員が辞表を提出するのは間違いです。

 

そのため、公務員の看護師ならともかく、一般的な常勤看護師の場合は、辞表を提出することはありません。

 

常勤看護師が「辞表」を提出すると、恥をかくことになりますので、気をつけましょう。

 

1-4.基本的には退職願を提出

看護師が退職する時には、退職願か退職届を提出することになりますが、基本的には退職願を提出するようにしましょう

 

 

退職願は「退職させてください」と退職をお願いする書類になりますので、柔らかい印象になりますから、円満退職しやすいのです


 

ただ、看護師が退職するのはとても難しいですよね。師長から強く引きとめられて、なかなか退職できないこともあります。

 

あらかじめ口頭で退職することを告げても、「あなたに退職されると、こっちが困るわ。」のように、なかなか退職を認めてもらえないこともあるでしょう。

何度も退職したいことを告げているのに、退職を認めてもらえないという場合は、退職届を提出しましょう。

退職届を提出すれば、「退職します!」と宣言したことになりますので、承認されなくても退職することができます。

 

また、職場側から「うちの職場は退職願ではなく、退職届が慣習になっているから」のように退職届で提出することを指定された時も、それに従って退職届を提出することにしましょう。

 

2.退職願の提出のタイミング

退職願はいつ提出するべきか

退職を申し出るのは、できるだけ早い方が良いのですが、退職願の提出は退職する1ヶ月前〜2週間前を目安にしましょう。ただ、これは就業規則によって異なります。

 

退職願を提出するということは、書類で退職することを伝えることになります。

 

就業規則の退職の申し出期限内に提出しておくと、「あの時に退職するって伝えました!」、「そんなの訊いてない!」という水掛け論にならずに済むのです。

 

 

そのため、就業規則で「退職するには1ヶ月前に申し出ること」と決められている場合は、1ヶ月前に提出してください。


 

特に就業規則では決められていない場合は、労働基準法の民法627条に従って、退職願を提出しましょう。

 

民法第627条には退職日の2週間前に申し出れば良いと定められています。

 

ただ、月給制の場合は、月末付で退職する時には、その月の前半までに申し出なければいけません。

 

常勤の看護師は、月給制で月末付で退職する看護師さんが多いと思いますので、月の前半には退職願を提出するようにしましょう

 

また、初めて師長に退職を申し出る時、退職の交渉をする時には、退職願を持っていく必要はありません。

 

まずは口頭で退職を申し出て、いつ退職するかなどを師長と交渉して、退職が決まってから、退職願を持っていくようにしましょう。

 

この交渉が上手くいかない場合は、就業規則で決められている退職期限に間に合うように、【退職届】を提出してください。

 

3.退職願の書き方

看護師の退職願の書き方

退職願を提出するといっても、退職願とは具体的にどういうものか良くわからないという人も多いと思います。

 

退職願は社会人としての常識が問われるものになりますので、提出後に「なにこの退職願?」と思われないようにしなければいけません。

 

社会人としてのマナーを守って、恥をかかずにすむような退職願を書きましょう。

 

 

公務員看護師の場合は、「退職願」の部分を「辞職願」と書き換えればOKです。

 

公務員だからといって、特別な辞表(辞職願)を書く必要はありません。


 

3-1. 職場の書式があるかをチェック

まずは、退職願の書式が職場で決まっているかを確認しましょう。

 

職場によっては、退職願の書式(テンプレート)が決まっているところがあります。

 

決まった書式があるなら、その用紙に必要事項を記入して、提出すればOKです。わざわざ自分で退職願をイチから書く必要はありません。

 

職場に退職願の書式があるかどうかは、就業規則を確認して下さい。また、師長に確認するのも良いと思います。

 

3-2.退職願は手書きが基本

職場に決められた退職願の書式がない場合は、自分で退職願を書く必要があります。

 

パソコンで作成するのではなく、手書きで書くようにしましょう。

 

パソコンで作成したほうがキレイで簡単で早いのですが、パソコンで作成OKという指示がない限り、退職願は手書きが基本になります。

 

 

職場によっては、パソコンで作成してプリントアウトしたものだと、受け取ってもらえない可能性もあります。

 

医療現場はまだまだ考え方が古いところが多いですから。

 

そのため、退職願は面倒でも手書きで書くようにしてください。


 

3-3.退職願を書くために用意するもの

退職願を書くためには、次のものを用意してください。

  1. 黒のボールペン
  2. 白の便箋
  3. 白の封筒

黒のボールペンは万年筆でも構いませんが、ボールペンの方が使い慣れていると思います。いつも仕事で使っているもので構いません。

 

便箋はA4サイズかB5サイズのシンプルな便箋を選びましょう。

 

罫線はあり・なし、どちらでも大丈夫です。ただ、退職願は縦書きで書くものですので、縦書き用の便箋を選んでください

 

次に白の封筒です。無地のものを選びましょう。A4サイズの便箋の場合は長型3号、B5サイズの便箋の場合は長型4号を用意すると良いでしょう。

 

3-4.辞める理由は一身上の都合

退職願に記載する退職理由は、一身上の都合と書けばOKです。

 

師長に退職することを申し出る時には、ある程度具体的な退職理由を伝える必要がありますが、退職願には詳しい退職理由を書く必要はないのです。

 

そのため、退職理由は「一身上の都合により」と書くようにしましょう。

 

3-5.退職願の具体的な書き方

退職願の具体的な書き方

退職願の具体的な書き方をご紹介します。

 

便箋の1行目に「退職願」と大きく書く。

 

次の行の下の方に、「私事、」や「私儀、」と書く。

この時、読点「、」を忘れないようにする。あえて下の方に書くことで、謙譲の意味を表しています。

 

次の行からは、上から退職理由と退職日を明記します。

「この度、一身上の都合により、来たる平成○○年△月××日をもって退職いたしたく、ここにお願い申し上げます。」と書いてください。

 

1行開けて、退職願の提出日(平成○○年△月□□日)を書く。

 

次の行に自分の所属部署(看護部○○病棟)を書く。

 

次の行に自分の名前と書いて、名前の下に印鑑を押します。

退職願に使う印鑑は、認印にしてください。仕事でいつも使っているシャチハタは退職願には使わないようにしましょう。

 

1行開けて、自分の職場の正式名称と代表者(病院長や施設長)の役職名と名前(敬称は様)を書きましょう。

敬称は「殿」を使うこともありますが、「様」を使ったほうが無難だと思います。

 

この時、代表者の名前は自分の名前よりも上に来るように注意してください。代表者への敬意を表すためです。

 

封筒の表に、「退職願」と大きめに書き、裏には自分の所属と名前を書きます。

 

退職願の誤字・脱字がないか、日付のミスがないかを確認する。

ミスがあった場合は、修正液等で消さずに、新しい便箋を用意して、最初から書き直さなければいけません。

 

退職願の便箋を三つ折りにして、封筒に入れて完成です。

 

4.退職時の挨拶

看護師が退職する時には、職場でお世話になった人に挨拶をしましょう。

退職する時には、職場でお世話になった人に挨拶をしましょう。

 

退職日はロッカーの整理や税金・保険、年金等の事務手続き、ユニフォームの返却など、やるべき事がたくさんあって忙しいと思います。

 

でも、お世話になった人への挨拶も忘れてはいけません。

 

最後に感謝の気持ちを持って退職の挨拶をすることは、社会人としての重要なマナーになります。

 

 

「でも、職場の人間関係が嫌だから退職するんだけど。お世話になっていないし。」という人もいるかもしれません。


それでも、やはり社会人として、最後の挨拶はきちんと行っておきましょう。

  1. 今後狭い医療業界、看護師業界のどこで、今の職場の人に出会うかわかりません。
  2.  

  3. あなたや家族が患者として、相手は医療職者として出会うことになるかもしれません。

その時に、気まずい思いをしなくて良いように、そして気持ちよく退職するために、退職時の挨拶はしっかり行いましょう。

 

勤務最終日には同僚やお世話になった人に挨拶しましょう。

 

まずは、自分の働いている部署(病棟や外来)です。

 

勤務最終日の申し送りの前に、全員の前で「今日で退職します。お世話になりました。ありがとうございました。」と一言挨拶すると良いでしょう。

 

また、部署の人数を考慮した大きさの菓子折りを準備して、退職する旨と感謝の一言を書いたメモ書きを添えて休憩室に置いておくと好印象です。

 

このほか、師長や主任、チームリーダー、チームメンバーなど特にお世話になった人には、簡単なプレゼントを渡して、個別に挨拶しておくようにしましょう

 

 

勤務最終日にシフトが一緒にならないことも多いですから、個別に挨拶する人のシフトはチェックしておいて下さい


また、病院の規模にもよりますが、看護部長や薬剤部や事務課の人と顔見知りで、仕事でお世話になったという場合は、挨拶をしておきましょう。

 

退職の挨拶は手間もお金もかかりますが、社会人としてのマナーですし、気持ちよく円満退職するためですので、きちんと行うようにしてください。

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