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円満退職するための「7つのステップ」と「5つのコツ」

円満退職するための「7つのステップ」と「5つのコツ」

看護師が退職する時には、必ずと言って良いほど引きとめられますので、退職するのが難しく、時にはトラブルになることもあります。

 

退職時にトラブルになると、なかなか退職できない上に、退職できたとしても、気分が悪くモヤモヤした状態で退職しなければいけないので、できることなら円満退職したいですよね。

 

円満退職をするためには、以下の7つのステップを順に踏んでスムーズに手続きしましょう。

  1. 退職時期を決める
  2. 師長に伝える
  3. 退職願(退職届)を出す
  4. 仕事の引き継ぎをする
  5. 年金や雇用保険、健康保険、税金の手続き
  6. 荷物の整理
  7. 退職当日にすること

 

また、次の5つのコツを守ると、円満退職できると思います。

  1. 円満退職のためには、退職理由を用意
  2. 退職の申し出はできるだけ早く
  3. 有給消化したい時は計画的に
  4. 不用意に周囲に相談しない
  5. 社会人としてのマナーは守る

 

この5つを実践しても、退職させてもらえない場合、引きとめが強くて辞められない場合は、最終手段として労働基準監督署に相談することも可能です。

 

1.円満退職するための7つのステップ

職場を辞めたいけれど、円満に退職するためには何をどうすれば良いのか分らないという看護師さんもいるかと思います。

 

円満退職をするためには、次の7つのステップで退職するようにしましょう。

 

円満退職するための7つのステップ

 

この7つのステップを踏んで、退職をすれば、職場と揉めずに気持ちよく退職できるはずです。

 

1-1.退職時期を決める

円満退職するためには、退職手続きは計画的に行う必要があります。

退職を決断したら、いつ退職するかを決めましょう。

 

円満退職するためには、退職手続きは計画的に行う必要があります。

 

そのため、まずはいつ頃退職するのかを決めて、そこから逆算して退職手続きを計画しなければいけません。

 

退職しやすいのは、やはり年度末です。3月末日付での退職ですね。

 

逆に年度末以外で他の同僚と同じ時期に退職する場合は、退職しにくいでしょう。

 

師長は同時期にに何人も退職されると、シフトが回らなくなるので困ってしまうのです。

 

そのため、退職を申し出ても、必死になって引きとめてきますので、トラブルが起こりやすくなります。

 

損をしたくない人は、ボーナス支給後に退職すると良いと思います。

 

ボーナスは支給日当日に在籍していれば、全額支給されますので、ボーナス支給月の末日付で退職すると、経済的に損をすることはありません。

 

1-2.師長に退職を申し出る

退職する時期を決めたら、退職することを師長に申し出ましょう。

 

 

 

民法第627条第1項では、「雇用は、解約の申し入れ日から2週間を経過することによって終了する」と定められています。

 

ただ、これは日給制や時給制の場合のみです。

 

月給制の場合は、民法第627条第2項の「解約の申入れは、次期以降についてすることができる。

 

ただし、その解約の申入れは、当期の前半にしなければならない。」が適用になります。


常勤として働いている看護師さんのほとんどが月給制だと思いますが、月給制の場合は月末付で退職する場合は、その月の前半に申し出る必要がある

 

もし、その月の後半に申し出た場合は、翌月の末日付での退職になるということです。

 

ただ、民法上ではこのように定められているものの、職場ごとに退職の申し出の期限が決められていることがあります。

 

そのため、まずは就業規則を確認して、退職の期限を確認しましょう。

 

1-3.退職願(退職届)を出す

師長に退職を伝えたら、次は退職願(退職届)を出しましょう。

師長に退職を伝えたら、次は退職願(退職届)を出しましょう。

 

退職願を出すタイミングは、退職の1か月前〜2週間前になります

 

退職願の書式は職場で用意されている場合がありますので、まずは就業規則を確認するか、師長に訊いてみましょう

 

職場指定の書式がない場合は、白の便箋に黒のボールペンで退職願を書きます。

 

退職願の詳しい書き方は、「退職願の具体的な書き方と挨拶」を参考にして下さい。

 

1-4.仕事の引き継ぎをする

退職まで1ヶ月をきったら、仕事の引き継ぎをしましょう。

 

チームリーダーやプリセプター、各種委員会や係の仕事をしている場合、次にその仕事をする人に仕事を引き継がなければいけません。

 

この仕事の引き継ぎを計画的に行わないと、退職直前にバタバタした状態で引き継ぎをしなければいけなくなります。

 

また、きちんと引き継ぎをしておかないと、最悪の場合、退職後に

 

 

あの仕事なんですが、どこまで進んでいますか?引き継ぎがなかったので、わからないんですけど。


という電話がかかってくることもあります。

 

退職後に職場から電話がかかってくるなんて、想像しただけでも嫌ですよね。

 

そうならないためにも、仕事の引き継ぎは、しっかり行いましょう。

 

もし、誰に引き継いで良いのかわからない時は、師長に誰が後任になるのかを確認して、キッチリ引き継いでから退職しましょう。

 

1-5.年金や健康保険、税金の手続き

看護師を辞めるときは年金や健康保険、税金の手続きを正しく済ませましょう

働いている時は、年金や健康保険、税金は給料天引きでしたので、特に支払いなどを意識していなかったと思いますが、退職後は給料天引きではなくなりますので、手続きが必要になります。

 

もし、退職後、すぐに次の転職先に就職する場合は、年金と健康保険は転職先の厚生年金、健康保険に加入することになります。

 

転職まで時間がある時には、年金は国民年金に加入し、健康保険はそれまで働いていた職場の健康保険に任意継続被保険者として退職後も引き続き加入するか、国民健康保険に加入するかを決めます。

 

住民税はすぐに転職する場合は、次の転職先でそのまま給料天引きになりますが、転職先が決まっていない場合は、基本的に一括納税をします。

 

最後の給料や退職金から天引きすることも可能ですので、総務課と相談して、手続きを進めましょう。

 

年内に転職しない場合は、所得税を払いすぎていますので、自分で確定申告をして還付を受けるようにしてください。

 

1-6.荷物の整理

看護師が病院退職まで2週間をきったら、荷物の整理を行いましょう。

退職まで2週間をきったら、荷物の整理を行いましょう。

 

ロッカーの整理はもちろんですが、職場に返却するもの、職場から受け取るものをきちんと確認しておく必要があります。

<職場に返却するもの>

健康保険証

IDカード

通勤用の定期券

ユニフォーム

ロッカーのカギ

 

<職場から受け取るもの>

離職票

雇用保険被保険者証

源泉徴収票

年金手帳

 

これらの返却方法、受領方法も確認しておくと良いでしょう。

 

1-7.退職当日にすること

退職当日は菓子折りを持って、退職の挨拶をしましょう。

退職当日は菓子折りを持って、退職の挨拶をしましょう。

 

どんなに嫌だった職場でも、社会人としてきちんと挨拶をしましょう。これが円満退職をするための秘訣です。

 

自分の部署だけに挨拶をするのか、他部署や看護部長にまで挨拶をするのかは、職場の規模によって異なります。

 

 

例えば、看護部長と顔見知りで、看護部長があなたの顔と名前を知っている場合は、看護部長にも退職の挨拶に行った方が良いでしょう。

 

他部署への挨拶も同様です。

 

他部署の人と日常的に会話をしていて、その部署の人にお世話になっている場合は、挨拶に行っ下さい。

 

看護部長への挨拶をどうすべきか迷った場合は、思い切って師長にどうすべきか訊いてみるのも良いと思います。


 

自分の部署だけ挨拶すれば良いような大きな職場の場合は、休憩室に菓子折りを置いて、最後の全体申し送りの時に、「今日で退職します。お世話になりました。ありがとうございました。」と挨拶をしてください。

 

2.円満退職のための5つのコツ

退職する時は、トラブルにならず、すんなりスムーズに円満退職したいですよね。

 

円満退職するためには、次の5つのコツを実践するようにしましょう。

 

円満退職のためには、退職理由を用意
退職の申し出はできるだけ早く
有給消化したい時は計画的に
不用意に周囲に相談しない
社会人としてのマナーは守る

 

この5つのことに注意すれば、トラブルにならず、気持ちよく退職することができるはずです。

 

2-1.円満退職のためには、退職理由を用意

円満退職をするためには、師長を納得させられるような退職理由を用意しておく必要があります。

 

師長としては、できるだけ退職者を出したくないので、あの手この手を使って、あなたを引きとめようとします。

 

この師長による引きとめが、退職のトラブルの原因になりやすいのです。

 

師長に「こういう理由なら、退職するのも仕方がないわね」と思わせられる退職理由を用意しておくと、師長は強く引きとめることができませんので、円満退職をすることができます。

 

師長を納得させられる良い退職理由は、「円満退職間違いなし!辞めたい看護師の「退職理由」はこれでOK!」を参考にしてください。

 

2-2.退職の申し出はできるだけ早く

師長に退職を申し出る時は、できるだけ早く申し出るようにしてください。

 

先ほども説明しましたが、民法上では2週間前に申し出れば、退職することができます。(月給制は月前半に申し出ると、月末退職可)

 

でも、「民法ではそう決められているから」と思って、退職希望日の2週間前に退職を申し出ると、おそらくトラブルになって、円満退職できません。

 

なぜなら、あなたの代わりの看護師を見つける時間的な余裕がないからです。

 

あなたは退職する権利を持っています。これは間違いありません。

 

でも、あなたが辞めると、師長やその職場の人は困ります。なぜなら、人手不足になってシフトが回らなくなるからです。

 

だから、師長は必死であなたを引きとめようとして、「辞めたいあなた VS 辞めてほしくない師長」でトラブルが起こるのです。

 

円満退職をするためには、師長があなたの代わりの看護師を探すための時間的猶予をあげなければいけません。

 

あなたの代わりの看護師を確保できれば、あなたが辞めても困りませんので、円満退職をすることができます。

 

そのため、退職を決めたら、できるだけ早く退職を申し出ましょう。できれば、3ヶ月前には伝えておきたいところです。

 

 

私は、半年前には師長に退職を伝えていました。

 

そうしたら、「もったいないから、もう少し続けたら?」とは言われたものの、きつい引きとめに合わずに、スムーズに円満退職ができました。


 

退職直前にサクッと伝えて、サッサと退職したいという気持ちは分かります。

 

でも、師長の立場に立って考えてみましょう。

 

早めに伝えてもらったほうが、あなたが退職した後の準備ができるので、「退職します」と伝えられた時に、マイナスの感情が湧きにくいのです。

 

2-3.有給消化したい時は計画的に

円満退職をする時には、有給消化は計画的に行いましょう。

円満退職をする時には、有給消化は計画的に行いましょう。

 

有給消化に関することで、トラブルになることもあるのです。

 

有給がたっぷり残っている看護師さんが多いと思います。できれば退職前に有給を消化したいですよね。

 

円満退職するためには、有給消化は諦めるのが一番確実なのですが、有給を使うことは労働者の権利ですので、その権利を放棄するのはもったいないと思います。

 

ただ、例えば3月末日で退職する看護師さんが、30日分の有給を消化するために、3月は丸々有給消化に当てるから、実質は2月末日付で退職するというのはトラブルの元になります。

 

3月はどこの職場も人手不足になりますし、3月末日付で退職する看護師さん全員が有給消化をしてしまったら、その職場は看護師不足で崩壊してしまいます。

 

有給を消化したいなら、3月末日付で退職するのではなく、実質は3月末日付で退職し、4月を有給消化に当てるようにすると良いと思います。

 

ただ、その場合は4月から新しい職場で働くことはできません。

 

正式に退職した翌日以降でないと、新しい職場に入職できませんので、気を付けてください。

 

また、退職を決めた時点で師長に相談して、毎月少しずつ有給をつけてもらって、計画的に有給を消化するのも1つの手です

 

最終手段は、有給の買取です。

 

労働基準法では、原則的に、有給の買取は禁じられています。

 

ただ、有給を使えないまま退職することになる時には、有給を買い取ってもらっても法律違反になりません。

 

また、有給休暇はその年に使わなかった分は翌年に繰り越せるものの、2年間使わないと消滅してしまいます。

 

2年間使わずに消滅してしまう場合も、有給を買い取ってもらうことは、法律違反にならないのです。

 

退職前に有給を消化したいけれど、人手不足でどうしても消化できないという時には、「消化させてください!違法です!」と訴えるのではなく、買取を交渉したほうが円満退職できると思います。

 

 

私は、有給を買い取ってもらえることを知らなかったので、ほとんど有給を消化できませんでした。

 

30日くらいの有給を捨てる形で退職したのですが、とてももったいないことをしたと今でも後悔しています。

 

30日分の有給を捨てる=1ヶ月分の基本給を捨てることになりますので、とてつもなく大きな金額を捨ててしまったことになります。

 

私のような後悔をせず、さらに円満退職をするためにも、有給消化は計画的に消化するようにしてください。


 

退職を決めた時点で

 

【有給は少しずつ消化する】
【退職日を1ヶ月遅らせる形で消化する】
【買取にするかを師長に相談しておく】

 

のいずれかを選択すると良いと思います。

 

2-4.不用意に周囲に相談しない

円満退職をするためには、不用意に周囲に相談しないようにしましょう。

 

あなたが退職したいことを、周囲の同僚に相談してしまうと、あなたの退職を良く思わない人から嫌がらせを受ける可能性があります。

 

 

例えば、あなたと同じ時期に退職を考えていた同僚がいた場合、同時期に2人は退職できないので、あなたが退職することを知ったら、あなたよりも先に師長に退職を報告してしまうかもしれません。

 

そうしたら、あなたは師長から強く引きとめられて、希望した時期に退職できなくなってしまいます。


 

 

また、人手不足の職場であなたが退職すると知った場合、「あの子だけ退職するなんてズルい!私たちの負担が増えるだけじゃない!」と嫉妬されて、仕事中に無視されることもあるのです。


 

そのため、職場の人には退職を考えていることを不用意に相談しない、漏らさないようにしましょう。

 

2-5.社会人としてのマナーは守る

円満退職をするためには、社会人としてのマナーは守りましょう。

円満退職をするためには、社会人としてのマナーは守りましょう。

 

社会人としてのマナーを守っておけば、大きなトラブルが起こるリスクを最小限にすることができます。

 

これは、退職を申し出るタイミングや引きとめられた時の対処法、退職時の挨拶などです。

 

先ほども説明しましたが、民法で決められているからといって、相手のことを考えず、2週間前に申し出るのは、社会人としてはNGの行動ですよね。

 

また、引きとめられた時にも、「もう退職するって決めたんです!」と強い口調で抗議するのも大人げないですので、トラブルを招くリスクが高くなります。

 

引きとめられたら、きっぱりと「退職します」と伝えなければいけません。ここで迷う姿勢を見せると、さらに引きとめは強くなりますから。

 

でも、申し訳なさそうに「退職します。もう決めたので、すみません。」と伝えるのと、「退職するって言ったじゃないですか!」と強い口調で伝えるのでは、全然印象が違います。

 

退職する場合、「もうこの職場を辞めるから、周囲の人の評価なんて気にしない!」と思うかもしれませんが、そのような態度で退職手続きを進めると、トラブルを起こしやすいのです。

 

また、「もう退職するから」といって、仕事の手を抜くのもNGです。

 

まだお給料をもらっている身ですから、退職する日までしっかり働いて、最後にきちんと挨拶をして退職してください。

 

3.引きとめが強くて辞められない時は?

どうしても退職できない場合は、労働基準監督署に相談することをちらつかせましょう。

円満退職をする5つのコツを実践しても、引きとめられてしまって、なかなか退職できないという場合もあると思います。

 

どうしても退職できない場合は、労働基準監督署に相談することをちらつかせましょう。

 

退職したい言っても、話を聞いてくれない
退職届を目の前で破られる
退職面接と称して、師長や部長、事務長など5〜6人に囲まれて嫌味を言われ続ける

 

退職を申し出た時に、このような対応をされたら、もうこの職場で円満退職をすることは諦めましょう

 

あなたがいくら円満退職をしたいと思っていても、職場側がこのような対応をするなら、円満退職なんてできるはずがありません。

 

あなたには退職する権利があります。それは、民法で定められています。

 

強く引きとめて、退職させてくれない職場は法律違反を犯していることになるのです。

 

そういう時は泣き寝入りする必要はありません。労働基準監督署などに相談しましょう。

 

 

まず、どうしても辞めさせてくれない場合は、「じゃあ、労働基準監督署に相談してみます」のように伝えてみましょう。

 

そうすると、向こうも態度を軟化させて、退職させてくれることがあります。


 

やはり、職場としては、厚生労働省の出先機関である労働基準監督署からの指導が入るのは避けたいものです

 

そのため、労働基準監督署の名前を出すだけで、退職させてくれることがあるのです。

 

「労働基準監督署に相談してみます」と言っても、退職させてくれないなら、実際に相談に行ってください。

 

労働基準監督署は、各都道府県に数か所以上ありますので、近くの労働基準監督署に相談してみましょう。

 

まとめ

円満退職するためには、計画的に退職手続きを行い、ご紹介した5つのコツを実践して退職しましょう。

 

そうすれば、トラブルが起こらずに、気持ちよく退職することができます。

 

どうしても、退職できない場合は労働基準監督署に相談してください。

 

ただし、少し引きとめられたからといって、すぐに労働基準監督署の名前を出すのは止めましょう。

 

労働基準監督署は、最終手段であることは忘れないようにしてください。

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